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嬉しいブログ記事

「課題ボード」というのは私の造語である。

なので、今まではネットで「課題ボード」というキーワードで検索しても直接ヒットするものはなかった。

本を出してからは本の販売サイトを中心に「課題ボード」という言葉でヒットするようになったが、それは私の本にヒットしているだけで「課題ボード」という言葉が一人歩きしているわけではない。

先日、何気なく「課題ボード」で検索してみると、ある方のブログに拙著の紹介と実際に課題ボードを使ってみた感想があるのを見つけた!

 

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これは、たらむりょう先生のブログ

小学校のせんせのほぼほぼ日記

の4月10日の日記である。

記事の中にもあるように、たらむりょう先生は板書を一つのテーマとして取り組んでおられる。

私は板書が超ーーーーーー苦手でそんな私の本を買っていただいたのは非常に心苦しい。だが、課題ボードを使った板書は間違いなく映える授業に1本軸が通り、板書にも芯が入る

たらむりょう先生は、この前後の4月9日、20日のブログにも課題ボードを使った板書を写真で紹介しておられるが、間違いなくいい感じである。

先生はこのブログの中で、課題ボード『黒板に常駐させ、子どもたちにも「課題を書く場所だよ!」「毎時間課題を示すよ!」と伝えたことで、子どもの学習への取り組みも格段によくなったように感じる。きっと、めざすべきゴールが見えているのだと思う。』と述べてくださっている。

これは使った者ならだれもが実感できる手応えだと思う。

また『1m×20センチのマグネットシートはちょっと髙かったけど、これは自分の良い財産になると、使って3日ですが大変実感しております。』と述べておられる。ネットで購入すると1枚だけでは1000円から物によっては2000円近くになってしまう。でも、一度使うと、この便利さと手応えから、手放せないツールになるに違いない。1日4〜6回、課題を赤チョークで囲うことを考えればそれだけでも安い。

また、一つの方法としては、校長や研究主任に本を見せて「この『課題ボード』すごく効果的らしいですよ。3年間で学校の平均点が7点上がったそうです。」と言って全校分、学校で買ってもらうという手もある。大きなマグネットシートを買って、みんなで作れば30分もかからず全校分が出来上がる。水性マーカーもカートリッジ式の物をまとめて購入してもらえばいい。これだけで新しい研修が始まる!

若手がベテランの教室に課題を見に行くような動きが生まれ、ベテランが若手の課題に刺激を受けるような状況が生まれるのである。

子どもたちが変わるのも、たらむりょう先生が述べておられる通りである。

 

たらむりょう先生、ありがとうございました!

先生のブログの紹介のはずが、「課題ボード」の宣伝に終始してしまい申し訳ありません。

これからも先生の板書、期待しています!

 

全校で課題ボードに取り組む方法も書いてあります!