運動会の作文
先週末に運動会があり、週明けの昨日、運動会の作文を書いた。
こんな生活作文でも、国語のねらいを意識すれば、指導ができ、学びも生まれ、評価もできる。
今日の課題
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自分が伝えたいことに合った書き方を選んで書こう。
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子どもたちは6年生なので、卒業文集に運動会のことを書く子もいるだろう。その時のためにも、思い出を文章で残しておきたい。
書き方の例として3つを示した。
A 時間の順番
B 心に残った順番
C 伝えたいことを一つにしぼる
D その他
Aは、したことを順番に書いていく方法である。単純であるが、事実の記録としては最もよい。
Bは、「ぼくが運動会で楽しかったことは3つあります。」「私が運動会で心に残ったことは2つあります。」などの書き出しで、事柄の順序で書き進める方法である。
Cは、書きたいことを一つにしぼる。板書では、応援団の子の視点で例を示した。この場合の効果的な技法として、「会話文・クライマックスからの導入」「時間の順序を変える(回想)」を示した。
Dは、自由に書きたい子向けである。

本当はCで書いてほしいのであるが、この時間内では指導しきれない。
だから、「書き方を選んで書く」ことを指導の中心にした。
残念ながら1時間では誰も書ききれず、残りは課外となった。仕上がりが楽しみである。
各学年のねらいに合った作文指導の学習課題例もあります↓↓↓

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