教育シンプル化計画
私、課題ボーダーの野望は全国に課題ボードを広めることであるが、広まれば満足かと言えばそうではない。そこにはもっと上位の目的がある。
それは、教育をもっとシンプルにしたい!ということである。
教育とは「教師が子どもに勉強を教える」という極めてシンプルな営みであったはずである。
だが現実には、教師は子どもたちの前に立つ時にはもうヘトヘトである。授業以外に求められるものが膨大だからだ。
また授業に求められるものも多様で複雑だ。だから誰も自分の授業に合格点をつけられなくなっている。
仕事が異常なくらい多忙なのに自己肯定感が低い日本の教員の一般的な姿がこれである。
話は少し変わるが、これは私が出勤する時に持つカバンである。

20センチちょっとの小さなカバン。荷物はこれがすべてである。いい年した男が持つに相応しいものではないが、通勤が自家用車なので見られて恥ずかしいということもない。
本当は手ブラがいいのだが、コーヒーやいくつかの身の回り品も持って行きたいため小さいカバンに入れている(職員室のコーヒーが美味ければ確実に手ブラである)。帰宅後、仕事をすることがないので荷物がない。休日出勤もない。
私も若い時は24時間365日教師一筋で両手にプリント、ノート、資料、本を詰め込んだカバンやカゴの移動職員室状態。それはそれで幸せだった。あの時の苦労があるから今仕事を持ち帰らずに済ませられるというのも確かにある。
だが教育をシンプルに考えることで、やるべきこととやらなくていいことの区別ができるようになった。やるべきことに特化することで成果は充分に出せる。
それによって生まれた時間を教育以外のことで充実させることで、実は教育そのものも厚みをもち充実するのである。
一緒に進めませんか?教育のシンプル化!
課題ボーダーは授業のシンプル化と教育のシンプル化をこのブログで訴えていきます。
まずは授業をシンプルにしましょう。
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