6年国語「やまなし」「イーハトーヴの夢」教材研究1
10月に研究授業で「やまなし」をすることになった。
しかも「単元を貫く言語活動」で、という条件付きである。
「単元を貫く言語活動」は初めての体験であるが、勉強不足の私は、自分自身が貫かれそうな予感でいっぱいである。
ただ学年3クラスの共同研究なので2人の先生に教えてもらいながら何とかしのぎたい。
最初の学年研修会では、指導書や教育書、ネットで検索した指導案などで「やまなし」×「単元を貫く言語活動」の教材研究をした。
結論としては、2つの道があることが明らかになった。
一つ目は、言語活動を「推薦文を書く」にする方法である。
この場合ねらいはここになる。
C 読むこと
- (1)エ 登場人物の相互関係や心情,場面についての描写をとらえ,優れた叙述について自分の考えをまとめること。
二つ目は、言語活動を「音読」にする方法である。教科書もこの学習活動になっている。
この場合、ねらいはここになる。
C 読むこと
- (1)ア 自分の思いや考えが伝わるように音読や朗読をすること。
そして「思いや考え」をもつために、このねらいも付加される。
- (1)エ 登場人物の相互関係や心情,場面についての描写をとらえ,優れた叙述について自分の考えをまとめること。
どちらの場合も基本的な時間数は8時間である。
しかも「やまなし」だけではなく、「イーハトーヴの夢」も合わせてである。
わたしは「やまなし」を何度も授業した。
評論文も書かせた。
15時間くらいをかけて授業を行った。
だから、この8時間は「夢のような」時間である。
ぜひ、この時間内に子どもたちを目標まで到達させたい!と思う。
そして、学年研修会では、「推薦文」か「音読」かの分かれ道を、「推薦文」に決めた。
「単元を貫く言語活動」のベーシックな形を学んでみたかったからである。
国語以外でも「単元を貫く課題」を紹介しています。↓↓↓

学習課題の見える化で学力アップ! 驚異の板書ツール「課題ボード」入門 (授業づくりサポートBOOKS)
- 作者: 能澤英樹
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る