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6年国語「やまなし」「イーハトーヴの夢」教材研究2

「やまなし」を『紹介文を書く』という言語活動で8時間。しかも「イーハトーヴの夢」付きで。

 
学年研修で内容を切り詰め切り詰め、全体計画を立てていく。
 
途中「もう1時間増やそうか」という意見が何度となく出るが、私は反対した。
「時間を増やすのではなく、8時間でできる内容をやりましょう。」
「やってみてうまくいかないところは指導の先生に教えてもらえばいいんですよ。」
「すばらしい授業にしようとするから時間が増えるんです。普通でいいんです。」
 
 
教育現場で「引き算」ができる人は少ない。
 
「単元を貫く言語活動」は引き算がベースにあると私は思う。ねらいを絞って最短距離で進もうとする潔さを感じる。
 
しかし現場に下りるととたんに「足し算」が起こる。時数が膨れ上がったり、ねらいが高くなったり。
 
失礼な言い方になるが、特に女性は「足し算」をして安心する人が多い。
 
それはさておき。
 
「引き算」してできた全体計画
 
1時間目 読んで感想を書く。学習のめあて、全体計画を知る。
2時間目 「イーハトーヴの夢」を読み宮沢賢治がどんな人かまとめる。
3時間目 「五月」(内容は検討中)
4時間目 「十二月」(内容は検討中)
5時間目 最もすばらしいと思える表現を選びその理由を書く。
6、7、8時間目 並行読書で選んだ宮沢賢治の物語について「本の紹介カード」を書く。
 
検討中の3、4時間目をはじめとして、まだまだ問題は山積みである。
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