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6年国語「時計の時間と心の時間」実践編0

朝の会にスポーツ用のタイマーを持ってきて子どもたちの前に置いた。

そして「30秒当てゲーム」と書いた記録用紙を配って言った。
『今から合図をしたらストップウオッチをスタートさせますから、30秒たったなと思ったら目を開けてタイムを見てください。競争ではなく自分を知るためのものですから、自然な気持ちでやってください。』
子どもたちからは「国語の教科書に出てたやつだ」「えっ?」「朝だったら37秒だけど昼だったら30秒くらいになるって書いてあったよ」と声が聞こえる。
ちなみに「37秒」という表記は本文にはない。子どもの中にはグラフの37秒を読んでいる子もいるということである。
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子どもたちの様子を見ていると26〜28秒くらいで目を開けた子が多かったようである。
本文中の実験は「朝」と言っても朝食前だから、この体験とは条件がずいぶん違う。また、測定値を本人にフィールドバックするかどうかによって、2回目、3回目の精度が変わってくることも予想される。おそらく本文中の実験では結果のフィールドバックはなかっただろう。
今回の体験はあくまで本文を理解しやすくするためのものである。
3日間、朝昼午後の3回。この測定を行って、授業のどこかで、結果を本文中のものと比べてみたい。
 
今日の宿題。「時計の時間〜」意味調べ。及び音読。